鴨シーレポートー2018・4月 2. アクアラインから鴨川へ
前回は、東京湾アクアランで海面に出たところ、すなわち海ほたるを越えたところまででした。
ですから、この写真で遠くに見えているのは、たぶん富津市あたりの工業地帯では? と思います。
下のGoogle画像の赤い位置あたりから撮りました。
これを見ていただくとわかりますが、
今回は、木更津に上陸し内陸部の山の中を通って、太平洋側の鴨川までのレポートになります。
遠くに山が見えて、住宅街があって田畑がある。そんな風景の中を走り袖ヶ浦でアクアライン連絡道をおりて最初のバス停「袖ヶ浦バスターミナル」に停車。以降、普通の路線バスの様に各停車しながら進んでいきます。
しかし、交通量の多い道路すぐで田植えしていて びっくりしました。
その後、車で移動するのが前提の店が立ち並ぶ街道(たぶん県道23号線)を南下し木更津総合高校前で停車。それからなんだか道がやけに整備されてきて、でも人は暮らしていなさそうなところを進み県道33号線の「かずさアーク」に停車。
その後、再び33号線を進んでゆくと、バイオ関連の研究所が点在する山の中と言った感じになり・・なんだかどこ走っているのかわからなくなりましたが・・
そのうち鴨川有料道路に入って・・
「ようこそ 鴨川へ」の大看板。街灯もヨットのデザインになり・・
この三角形のね。
海に近づいているのか下り坂です・・
つづいて県道24号に。
里に下りてきたなぁ・・ と言う感じでしばらくして「安房鴨川駅」に到着。
そこから外房黒潮ライン(国道128号線)に入り、やや北上して松の街路樹の間を進むと
ようやく・・
鴨シー前に到着しました !
今写真をみると、天気わるいですね。
で、バス停は道路を挟んで向かい側の歩道。
まわりに横断歩道は見あたりないのですが・・
前方に地下道があり、この先が とうとう鴨川シーワールドです !
開園約15分前にバスが着くので、ゆるゆるこの地下道を歩いてゆくと
開園に十分間に合うタイミングで鴨シーに到着 というわけです。
8:39 到着。
東京駅から急行便で2時間あまり。
つぎつぎと変わる窓の外を眺めながら、思いの外その環境の変化が面白いバスの旅でした。
ところで、
この鴨シー前の道が一般国道128号として1965年に指定施行されたため沿道にいろいろできていったという話しの中に、「鴨川シーワールド」(1970年)も登場する映像をどこかで見ました。
ウィキペディアによると、鴨シーの開園によって、それまで海水浴程度の観光地だった鴨川に「鴨川グランドタワー」をはじめとするリゾートホテルや旅館・保養施設が建設されるなど、南房総は通年リゾート地に変貌したとも書かれています。
これらの事から、
人の移動経路を整備する事に加え、遠くからでも行きたくなるような価値の創造(この場合はシャチのショー)が行われると、その後、様々な変化をその地域全体にもたらすのかなとも思いました。
鴨シーは都心からはかなり遠いし、ディズニーランドもあったりするのに、
それでも人を引きつけ続けています。そのあり様に、この外房の海の風景へのこだわりと海という環境への愛、そして成長し続けて行こうとする強い意思を感じます。
つづく
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プロフィール
Author:OZAKU
ライトに読める文章の修行をしています。
現代美術作家・表現とコンピュータに関する研究者・「ほりきりん」線形作者・公式HP略歴はこちら
3.11後は、身の回りの環境問題として放射能関連も。
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